三条市特別養護老人ホーム入所指針
市では、平成15年7月1日に「三条市特別養護老人ホーム入所指針」を策定しました。市内特別養護老人ホームでは、この指針を基本に施設の入所指針を作成し、入所決定することになります。
入所指針を策定した理由
特別養護老人ホームへの入所申込者が急増し、今までの申込順による入所方法では、入所の必要性の高い人が速やかに入所できなかったり、予約的な申込が助長される等の問題が生じています。こういった状況を受けて、「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」(運営基準)が平成14年8月7日付けで改正され、「介護の必要の程度及び家族等の状況を勘案し、指定介護福祉施設サービスを受ける必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させるよう努めなければならない」とされました。 市では、国の運営基準の改正を受けて新潟県が関係団体と協議し策定した指針を基本に、入所決定の公平性と透明性を確保するとともに、施設に入所する必要性の高いと認められる人が優先的に入所できるよう、入所判定基準及び入所手続について指針を策定しました。
指針の概要
入所指針は、入所の必要性を評価する基準と公平に入所決定を行うための手順で構成されています。
1 | 要介護度 |
2 | 認知症の度合い |
3 | 在宅サービスの利用度 |
4 | 主たる介護者、家族の状況 |
5 | その他、特別に配慮しなければならない個別の事情等 |
1 | 施設内に入所検討委員会を設置 |
2 | 介護支援専門員(ケアマネジャー)等の意見書の作成 |
期待される効果
1 | 入所の基準、手続がわかりやすくなります |
2 | 数年先を見越しての予約的申し込みが必要なくなります |
3 | 入所における透明性、公平性が確保されます |
入所指針全文
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更新日:2019年02月20日