気付いてください こころのサイン
過剰なストレスや悩みが続くと、心身の健康や生活に影響することがあります。
自分自身や身近な人の変化に早めに気づき、早めに対処することが大切です。
こころの健康を保つために
過剰なストレスが続くと、こころの病気を引き起こすことがあります。普段からストレスを溜めないように意識しましょう。
気持ちが落ち込む、イライラする、眠れない、食欲がない、疲れやすいといったとき、あるいは自分特有のストレスサインを感じたときは、十分な休息や気分転換をするなど早めの対処を心がけましょう。
困ったときやつらいときは話を聴いてもらうだけで気持ちが楽になることもあります。一人で抱えず、家族や友人、あるいは相談窓口を利用しましょう。
こんな状態が続いていませんか?
うつ病は、気分が落ち込んで何に対しても興味を失い、活力が低下する病気です。
様々な生活体験がうつ病のきっかけになります。
うつ病が疑われたら、早めに医療機関に受診し、十分な休養と適切な治療を受けましょう。
かけがえのない いのちを守るために
自殺の多くは、様々な悩みを抱え込んで解決の糸口が見えず、精神的に追い込まれた末に起きると言われています。
そして、自殺に至る直前にはうつ病などの精神疾患にかかっていた人が多いことが分かっています。また、何らかのサインを表していることも多いと言われています。
御家族や友人、同僚などでいつもと違う様子やサインに気付いたら、声を掛けてみましょう。
「いつもと違う」様子に気付いたら
1.声をかけてみましょう
御家族や職場の同僚などあなたの周りの人に、いつもと違う様子が見られたら、日常のことや体調などをきっかけに声を掛けてみましょう。
例えば…「なんだか疲れているように見えるけど…」「元気ないけど、調子はどう?」「眠れてる?」など
2.まずは相手の話をじっくり聴きましょう
相手の気持ちを尊重しながら、話に耳を傾けます。話を聴いたら、「話してくれてありがとう」「大変だったね」「よくやってきたね」というように、労いの言葉を伝えましょう。
ゆっくり話を聴いてあげるだけでも相手の心が軽くなることがあります。
3.早めに専門の相談機関や医療機関に相談することを提案しましょう
相談や受診をためらう場合でも、具体的な相談先が分かると相手は安心できるかもしれません。『相談窓口一覧』をご活用ください。
相談を受けた人も、一人で抱え込まず、相手の了解を得て、本人の身近な人や相談機関に相談しましょう。
早めに相談しましょう
悩みを抱えたり、ストレスを感じた時に、誰かに相談したり、助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、問題に対処しようとする前向きな行動です。
信頼できる人に話してみましょう
直接会えない場合は、電話やLINEなどSNSを利用するのもよいでしょう。
相談窓口を利用してください
「悩みがある」「つらい気持ちを抱えている」方、「悩んでいる人に相談先を知らせたい」方
関連リンク
やってみよう、教えよう、疲れやストレスと前向きにつきあうコツ(厚生労働省)
こころの情報サイト(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター)
こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(厚生労働省)
- この記事に関するお問合せ
更新日:2023年07月31日