新潟県三条市/障がい者雇用支援企業「スタートライン」障がい者の雇用促進・地方創生を目的とした包括連携協定を締結

三条市と株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、障がい者の雇用促進と地方創生を目的として、令和4年2月21日に包括連携協定を締結しました。

協定締結の背景

現在、「障がい福祉計画」の下、障がいの有無に関わらず、誰もが相互に人格と個性を尊重し、支え合う「共生社会」の実現に向け、各種施策を展開しています。その1つとして、企業就労を目標にする多くの障がい者の声に応え、就労移行支援、就労継続支援等の就労支援サービス関連の施設を拡充したところですが、その充足率は105%と既に定員を超え、今後は出口となる企業就労先の確保が求められています。一方で、全国で障がい者の法定雇用率を達成した民間企業の割合が50%を下回る中、三条市では61.6%の企業が達成、雇用者数ベースでは87.8%と非常に高い数字で、市内企業に更なる雇用を求めることはなかなか容易ではありません。

こうしたことを踏まえ、企業就労を希望する障がい者のニーズに応えるため、障害者雇用支援企業「スタートライン」と連携し、障がい者の雇用促進と地方創生に向け協働して取り組んでいきます。

※2018年6月1日時点

協定の内容

(1)地域福祉の向上に関すること

(2)就労機会を提供すること

(3)障がいに対する理解の促進

(4)地方創生に関すること

本協定内容に基づき、株式会社スタートラインにおいてロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」(URL:https://start-line.jp/topics/5320/)を、2022年秋頃に三条市内に開設します。三条市内に、障がい者雇用に積極的な企業を誘致し、約100名の障がい者雇用を創出する見込みです。

株式会社スタートライン

企業概要

ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障がい者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する日本で唯一の会社です。

「関わるすべての人に働く喜びを」の企業理念のもと、2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障がい者の「採用」と「定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。障がい者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、2016年2月に障がい者向け就職サイト・人材紹介「MyMylink」、2017年8月に屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、2018年10月に三菱地所グループと協業の「インクルMARUNOUCHI」、同年11月に「企業向けカスタマイズ研修」など、サービスメニューを拡充。現在約200社の企業様と、約1,200名の障がい者のサポートを日々実施し、2021年2月には障がい者の就労訓練事業である就労移行支援事業に参入しています。

社名        :株式会社スタートライン

本社        :東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク1号館

代表者    :西村賢治(代表取締役)

資本金    :1億2,316万円

設立        :2009年12月

この記事に関するお問合せ
福祉保健部 福祉課 障がい支援係

〒955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5408 (直通) ファクス : 0256-35-2150
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更新日:2022年02月21日