吉ケ平・大池・雨生ヶ池
吉ケ平

八木前から守門川に添って上流へ約14km、源氏の落人が移り住み800年の歴史を閉じた集落である。吉ヶ平自然体感の郷があり、守門岳の登山や昔を偲ぶ八十里越のベースキャンプとして、また天然の湖沼雨生ヶ池、大池などのハイキングの拠点になっている。
大 池(標高:475m)

大池は吉ヶ平山荘から南へ守門登山道について1kmばかり上った所の右手の林の中にある。「山の静かな湖に」と唄われるような、ほんとうに静かな湖面。ぴしッピシッと鯉や鮒のはねる音のみ大きくきこえる。冬は1,000羽近い鴨の群、夏は湖水より生まれるトンボの楽園でもある。
吉ヶ平山荘から20分
・面積約3ヘクタール
・深さ 13m(平均3.3m)
・水温 13m・6.5度
S54年.7月調
雨生ヶ池(標高:555m)

雨生ヶ池は、吉ヶ平山荘から2km、雨生神社奥の院東にある。ブナの原生林に囲まれた静かな湖である。雨生ヶ池にまつわる「雨生物語」「白いたにし」はあまりにも有名である。この池に金物を投げると大雨になると言われており、今でもそれは語り伝えられている。
吉ヶ平山荘から30分
・面積約2ヘクタール
・深さ 19.7m(平均6.6m)
・水温 18m・5.1度
S54.7月調
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更新日:2024年06月06日