三条市と株式会社ジェクトワンが「地域活性化起業人に関する協定」を締結

三条市と株式会社ジェクトワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大河幹男 以下、ジェクトワン)は、総務省が推進する「地域活性化起業人制度」を活用し、ジェクトワンから三条市へ空き家対策を推進する人材を派遣する協定を令和4年4月12日に締結しました。

地域活性化起業人に関する協定締結式

協定締結の概要

増加が予想される市内の空き家への対応として、空き家の利活用から解体までを一貫で行える体制を構築するため、「地域活性化起業人制度」(※)を活用し、空き家利活用の実績と専門知識をお持ちのジェクトワンと協定を締結し、人材を派遣していただくものです。

派遣される人材は、「特命空き家仕事人」として、空き家利活用の促進や解体の啓発等に取り組みます。

 

※「地域活性化起業人制度」とは、地方公共団体が民間企業等の社員を一定期間受け入れ、ノウハウや知見を生かしながら地域の価値の向上につながる業務に従事してもらい、地域活性化の取組を進めるもので、総務省が特別交付税措置で支援する制度です。

「特命空き家仕事人」の主な業務内容

三条市に着任後、以下の業務に携わります。

(1)空き家等の流通及び活用の促進に関する取組

ア 利用可能な空き家情報の顕在化と空き家バンク登録推進

イ 空き家の所有者と購入・賃貸希望者とのマッチング支援

 

(2)空き家等の発生予防や適正管理に関する取組

ア 空家連携協定締結団体と連携した空き家所有者等に対する相談事業

イ 空き家解体に向けた所有者へのアプローチ 等

株式会社ジェクトワン

空き家活用事業に注力し、空き家を所有者から借り受け、リノベーションして希望者に貸し出す「アキサポ」では、首都圏を中心に空き家をカフェやシェアハウスに再生してきました。令和3年度の実績として、空き家情報が約800件、問合せが約1,300件、活用実績が約50件ありました。

また令和3年からは、全国の事業者と連携して空き家問題の解決を図る「アキサポネット」を開始し、現時点で全国14社と取組を進めています。

 

所在地:東京都渋谷区渋谷1-7-7 住友不動産青山通ビル13F

設 立:2009年1月28日

事業内容:総合不動産開発事業(住宅、ビル、商業、ホテル)、リノベーション事業、街なか再生事業、不動産コンサルティング事業、空き家活用事業(空き家活用サービス「アキサポ」)

この記事に関するお問合せ
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更新日:2023年10月18日