新型インフルエンザ

新型インフルエンザとは

 これまで地球上に存在したことがない全く新しいタイプのインフルエンザウイルスによって起こるものが新型インフルエンザです。誰も免疫を持っていないため、急速に世界中に広がり重症化する危険があるうえ、社会的にも大混乱をもたらす可能性があります。

新型インフルエンザ発生状況

 現在、発生していません。

 新型インフルエンザ(A/H1N1)は、平成23年3月31日をもって新型インフルエンザ等感染症ではなくなりました。

感染防止の方法

  • 国や県、市からの新型インフルエンザに関する最新の情報の把握に努め冷静に行動する。
  • せきやくしゃみなどによる感染を防ぐため、マスクを着用するなど、咳エチケットを守る。
  • 積極的に手洗いやうがいを行う。
  • 具合の悪い人との濃厚接触は避ける。
  • 自分の目、鼻、口を触らないようにする。
  • 不要不急の海外渡航は控える。
  • 渡航する時は、マスクを着用、手洗いやうがいの徹底、発熱やせきなどのインフルエンザ様の症状がみられたら、迷わず現地の医療機関を受診する。
  • 今回の流行が大きな被害をもたらすことなく経過した場合でも、「第二波」の流行が起きたり、ウイルスの特性が変化する可能性もあります。引き続き感染予防に留意し、マスクの準備など流行に備える。
  • 新型インフルエンザに負けない食事

咳エチケットで感染拡大を防ぎましょう

 咳エチケットとは、風邪などで咳やくしゃみが出る時に、他人に感染させないためのエチケットです。

 咳やくしゃみの時は、次のことに注意しましょう。

  • ティッシュなどで口と鼻を押さえましょう。
  • なるべく他の人から顔をそむけましょう。できれば、1〜2メートル以上離れると良いでしょう。
  • ティッシュなどがない時は、口を袖口で押さえましょう。
  • 鼻水や痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱へ捨てましょう。
  • 咳やくしゃみをする時に押さえた手や腕は、不必要に周囲に触れないように直ちに洗いましょう。 手を洗う場所がないことに備えて、携行できる速乾性摩擦式消毒用アルコール製剤または、パック入りのアルコール綿を用紙しておくと良いでしょう。
  • 咳やくしゃみの症状があれば適切にマスクを付けましょう。また、症状がある人に着用を勧めましょう。

重症化しやすい基礎疾患等のある方へ

  • 主治医の指導に従った生活習慣と内服等を続けてください。
  • 国や県、市からの新型インフルエンザに関する最新の情報の把握に努め、冷静に行動しましょう。新型インフルエンザの感染を避けるため、必要時以外の外出は避けましょう。
  • 外出や人の多い場所に出向く時は、予防のためにマスクを着用しましょう。
  • 外出後は、すぐに手洗い、うがいをしましょう。
  • バランスの取れた食事と十分な睡眠で基礎体力をつけましょう。
  • 医療機関を受診する場合は、事前に電話をかけてください。特に、急速に患者数が増加している状況となった場合、事前に主治医に電話をかけて、受診すべきかどうかの判断を求めましょう。
  • 医療機関を受診する場合には、新型インフルエンザに感染している患者が受診している可能性があるものと考え、必ずマスクを着用してください。さらに、手洗いまたはエタノール等による手指消毒に心がけてください。
  • 発熱、咳などのインフルエンザ様の症状がみられた場合は、主治医に電話で相談し、指示に従ってください。

備蓄しておくと役に立つ食料・物品リスト

 パンデミック(世界的流行)は日本だけのものではなく、海外でも同時に発生するので、海外で大流行すれば、輸入が減少したり停止が起こり、種々の生活必需品も不足して、手に入らなくなることがあります。

  また、感染を防ぐために不要不急の外出をしないことが重要です。できれば、災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食料・日用品は準備しておくのがよいでしょう。

 

食料(長期保存可能なもの)の例
NO 品名 使用期限
1  
2 乾麺類(そば、そーめん、うどん等)  
3 切り餅  
4 コーンフレーク・シリアル類  
5 乾パン  
6 各種調味料(めんつゆ、砂糖、塩、醤油、みそ)  
7 レトルト・フリーズドライ食品  
8 冷凍食品(家庭での保存温度ならびに停電に注意)  
9 インスタント食品  
10 缶詰(くだもの、鯖、コンビーフ等)  
11 菓子類  
12 スープ・おかゆ  
13 ジャム・ゼリー状栄養補助食品  
14 乳児のいる家庭ではベビーフードや粉ミルク  
15 ミネラルウォーター  
16 ペットボトルや缶入り飲料  

 

日用品、医薬品の例
NO 品名 使用期限
1 常備薬(胃薬、痛み止め、風邪薬、その他持病の処方薬)  
2 絆創膏(大・小)  
3 ガーゼ・コットン(滅菌のものとそうでないもの)  
4 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン) (医師や薬剤師に確認して購入)  
5 マスク(不織布製マスクを1人当たり20〜25枚)  
6 ゴム手袋(破れにくいもの)  
7 うがい薬  
8 水枕・アイスノン(頭や腋下の冷却用)  
9 体温計  
10 洗剤・漂白剤(次亜塩素酸入りのもの。汚物を消毒できる)  
11 消毒用アルコール  
12 トイレットペーパー・ティッシュペーパー  
13 保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)  
14 キッチン用ラップ・アルミホイル  
15 洗剤(食器、衣類)、石けん  
16 生理用品(女性)・紙おむつ  
17 シャンプー・リンス  
18 歯ブラシ・歯磨き粉  
19 ビニール袋(ウイルスに汚染されたごみの密封に使用)  
20 洗濯ロープ(洗濯物を室内で干す時に使用)  
21 カセットコンロ・ガスボンベ  
22 懐中電灯・乾電池  
23 携帯電話充電キット・ラジオ・携帯テレビ  
この記事に関するお問合せ
福祉保健部 健康づくり課 健診係

〒955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5443 (直通) ファクス : 0256-34-5572
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更新日:2019年03月05日