29 栗原信秀の紹介について

御意見

三條新聞と新潟日報に、ロンドンにオープンする「ジャパン・ハウス ロンドン」に9月から2か月間、燕三条のものづくりをテーマにした展示をすることになったと報じられました。この記事を見ての御提案です。

三条出身で幕末の刀鍛冶の著名工の栗原信秀がいますが、彼は明治に入ってから明治政府依頼で靖国神社のご神体に当る御鏡を造り、天皇家依頼の数々の作品を造って、故郷の三条に帰って来ます。

三条でもたくさんの作品を造りますが、当時、地元の鍛冶屋さんが玉鋼の焼入れを始めた頃で、当時の鍛冶屋さんに焼入れについて指導したと言われています。

それらのことから、私が御提案したいのですが、外国の方は日本刀に付いては神秘的な興味をお持ちだと思います。

三條の刃物の歴史の中の一つとして、信秀について説明して、三条の鍛冶屋さんとの御縁を説明をしたらいかがかと思った次第です。

そのために、信秀の作品を2、3点展示して、明治に入ってからの活躍と三条に戻ってからの地元鍛冶とのことを説明すれば、恐らく沢山の外国の方から興味をもって貰えるのではないかと考えた次第です。

回答

御存知のとおり、ジャパン・ハウス ロンドンは外務省の海外拠点事業の一環として設置され、その最初の企画展に「燕三条 工場の祭典」が選ばれたことは大変名誉なことで、当地域のものづくりの魅力を世界に発信する絶好の機会になるものと大いに期待しています。

また、この企画展につきましては、現地の方々が企画運営し、現地の方々が興味のある視点から日本の魅力を発信していくことが重要なポイントとなっています。

そこで、この度の御提案は大変興味深いものですので、現地の事務局に情報提供し、現地から希望があった場合に改めて御連絡させていただきます。

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更新日:2019年02月20日