29 燕三条ナンバーなどについて

御意見

今朝三条市を拝見し燕三条ナンバー、及び市町村合併についての議会での市長の発言が掲載されていました。燕三条ナンバーですが、私個人としては反対です。そこまでする必要があるのかと感じてしまいます。

燕三条青年会議所が強く推し進めているようですが、本当に燕三条になった方が良いという理念の中で団体が動いているとは感じられません。以前、市町村合併が盛んにおこなわれた際に、フライング的に三条と燕のJCが燕・三条が一緒になるのを見越して、一緒になった経緯があります。ただ現在の活動はJCが合併したことを正当化するかのように市政にそれを働きかけているとしか感じられません。燕市はあの当時住民投票によって合併は否決され、燕、吉田、分水、が合併して燕市。三条市、下田村、栄町、が合併して三条市になりました。たしかに新幹線の駅は燕三条市、全国でも燕三条で通っています。ただ住民投票をして、否決されたのを蒸し返すようなJCの活動、及びそれに呼応するような市長の対応には驚いている所です。

私はこのような動きには反対です。くれぐれも言いますが、現実的に可能であれば燕三条市の方が便利で私もそれを支持しますが、それを強硬に推し進めれば負の力が勝り、行政の運営は難しくなると思います。ほとんどの三条市民が私と同じ感覚を持っていると思います。

ここまでの広域合併では難しいと思います。また、最近の燕三条のPRですが、そろそろやめませんか。燕三条の工場PRなどはその個々の会社がやることであって、行政がPRすることではないと感じます。今まで十分にやったのであったなら、そろそろ会社それぞれで独り立ちをしてもらう時期に来ていると私は感じます。

また、税金をある程度使ってPRもされていると思いますが、何時も同じような会社が多くPRされ、公平性に欠けるように感じてしまいます。

行政は極力企業の経済活動にはタッチしないのが原則ではないでしょうか。

話は飛びますが、カレーラーメンが三条の名物だったという認識はまったくありません。突如として名物になり、燕三条JCを中心に皆で大騒ぎして、体操までして、違和感を感じています。一部の飲食店はそれで潤ったかもしれませんが、本当に実力のある店舗は自分の力で宣伝をし、切磋琢磨して店を維持し、繁栄させているはずです。これらのPRにも一部税金は使われていると思います。カレーラーメンを扱ってない店舗も沢山あるはずです。少し公平性に関しては違和感があります。

今の市長の経済政策を見ると場当たり的に「祭りの様に騒ぎ」それが終わると静かになる。そこでどれだけの実績が作られているかよく見えてこない、このように感じられます。その際に青年団体及びそこに近い会社がお祭り騒ぎをし、そこに市長も一緒になってその祭りに興じる。それぞれの会社の自由ですが、何かしらの祭典でディスコまでした会社があると。開いた口がふさがりませんでした。三条市長というのは市民に見られる立場であり、人に見られる仕事です。私は、三条市長は一緒になって祭りに興じ、大丈夫なのかと感じてしまいます。

結論として、燕三条の若手経営者で形成されている燕三条JCの推し進める燕三条ナンバーはする必要がないと感じます。また、三条市行政が深く首を突っ込んだ燕三条の会社PRはもう辞めるべきだと思っています。もちろん行政がその地域をPRする際にどうしても企業、商品がセットになるのはやむを得ないとは思いますが。

回答

当市は、燕市と産業分野でのつながりはもちろんのこと、生活圏としてほぼ同一の地域を形成しており、既に全国的に燕三条として認知されていることからも、長期的な視野に立って一つ一つの課題に取り組んでいくためには、意思決定権者が個々に存在しているよりも、ある程度収斂されている形が望ましいと考えており、その当然の帰結として、将来的には両市を含めた県央地域が一つになるべきだというのが私の持論です。

しかしながら、これまでの経緯を踏まえると、まずは、燕三条ブランドの確立に向けた様々な取組を一歩一歩確実に進めながら地域の一体感の醸成を図っていくことが肝要であると考えており、燕三条ナンバープレートも更なる知名度向上を後押しするものと捉えています。

また、燕三条工場の祭典についても、この地域に集積する高いものづくり技術やものづくり独特の世界観を、普段は閉じられている工場を開放し、直接職人と触れ合うことなどを通じて発信していくことが、ものづくり産地として製品の価値や魅力を伝える上で重要であると考え実施しているものです。

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更新日:2019年02月20日