28 三条小学校跡地における地域若者交流支援事業の実施について

御意見

ローカルニュースにて「三条小学校が来年3月をもって閉校する」ということだそうだが、それはよしとして、問題はやはり跡地についてだ。

新潟市内には地域若者交流支援センターオール(新潟市民会館内)という施設がある。三条市内にあるサポステ(地域若者サポートステーション)は主に再就職などのための作業や訓練をするところに対し、オールは15〜39歳までの青少年層の人たちが自由に勉強したり、休んだり、遊んだりすることで、不登校や引きこもりから社会復帰できるような居場所としての役割である。そこで、三条小跡地の有効活用として、地域若者交流支援事業を施行すべきである。あわせて、引きこもり対策支援事業も設けるべきである。

民間や個人のサークル(BBS)などには限界がある。公助による若者支援が必要。

回答

おたよりにあります新潟市の地域若者交流支援センターは、支援内容を相談・居場所・事業の3本柱としています。

三条市では、青少年の健全育成を目的に指導活動を行うために、三条市青少年育成センター(三条ものづくり学校内)を設置しており、青少年に対する指導や相談を行うとともに、各団体と連携し、青少年の健全育成のための様々な事業を行っております。特に昨年度からは、三条地域若者サポートステーションを運営しているささえあいコミュニティ生活協同組合新潟に青少年相談業務を委託し、訪問による相談も開始し、相互に連携しながら若者の相談窓口機能の強化を図っています。

また、三条市勤労青少年ホームソレイユ三条では、15歳から39歳までの青少年を対象とした各種講座の実施、また、勉強したり、休んだり、交流したりできる自由な居場所としてロビーを開放しているほか、就職支援、不登校や引きこもりの方も支援の対象とした相談対応や農業体験等も行いながら、社会に対応するためのコミュニケーション能力の向上や、社会復帰につながる支援を行っております。

今後も、青少年育成センター及び勤労青少年ホームソレイユ三条を中心に、若者支援の強化策を検討しつつ、利用者にとって適切なサポートを行っていきたいと考えております。

なお、三条小学校閉校後の跡地活用については、図書館を始めとした既存の施設機能を有機的に結び付けることによって、多彩な市民活動を育み、交流を創出していくエリアとしての面整備を図る必要があると考え、現在、検討を進めております。

この度は、貴重な御意見をいただきありがとうございました。

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更新日:2019年02月20日