28 ぐるっとさんの増便について
御意見
ようやく市内に看護専門の高等教育施設が創設されるようになった。若者の人口流出対策などのためだが、それ以外にも必要なことがある。その一つに交通網がある。
特に、越後交通さんと共同運営している循環バスぐるっとさん。その中でも、南コースの本数が逆順の北コースを除くと、1日わずか数本しかなく、多くの市民の貴重な足を奪っていると思う。
その埋め合わせとしてタクシー車両を利用したデマンド交通があるが、数年前から値上がりし、特に経済的に苦しい障害者や若者(学生)には不向きである。
そこで、特に冬期を中心にいま一度循環バスぐるっとさんのダイヤを見直すべきである。具体的には午前7時ぐらいから5本、午後5本、計10本(南コースを中心に)という感じである。
回答
循環バスの運行については、平成26年にデマンド交通の料金体系を見直した際に、利用者が多い交通停留所を通るルートを増設し、利用頻度の少ないルートの一部区間を廃止するなど、費用対効果を考慮した上で、現行の運行体系としています。
また、御指摘のとおり、冬期間は天候及び路面状況等の悪化による交通機関の必要性が高まります。しかし、循環バスの運行は行政とバス事業者間の協議の上で運行されており、冬期間の増便は、費用負担の面から対応できないのが実情です。
公共交通のニーズは、学校や施設の設置・改廃、また社会的な背景など様々な要因で変化し、それに合わせて、循環バスのみならず、路線バスやデマンド交通などの公共交通全体を見据えた最適化が必要であると考えています。
今後とも、より効果的かつ効率的な運行体系を検討し続け、限られた財源の中で最適な公共交通サービスの提供に努めていきます。
この度は、貴重な御意見をいただきありがとうございました。
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更新日:2019年02月20日