28 密集市街地の防火対策について

御意見

糸魚川の大火災は老朽木造家屋が密集する本市の都市構造を考えると、思い教訓として受け止めて、街の再整備を計画的に促進する必要がある。

消火力の領域ではなく、細街路に囲まれ、緑が公園等防火帯も無い都市構造の再整備が不可欠である。インフラ整備こそ防災対策と痛感した。

回答

御指摘のとおり、木造家屋が密集する中心市街地においては、防災上の課題は存在します。

しかしながら、当地域には、歴史と情緒を感じる街並みが残り、小路や町屋、歴史的建造物が現在していることから、区画整理を進めて地域の魅力を壊すことは避けたいと考えています。

その中でも、都市計画の基本方針において、災害等に強い都市づくりとして災害と緊急時に対応できる道路網の整備、避難路・避難場所の確保、及び建築物の不燃化の促進などを掲げ、防災機能を有する避難空間として旧一ノ木戸小学校跡地、旧第一中学校跡地、及び条南小学校跡地で有事に対応できる広場整備を進めてきました。

今後のインフラ整備につきましても、地域特有の街並みの維持を考慮し、財政状況を勘案しながら、都市計画道路や公園の整備など、被害が拡大し難い都市構造の構築を通して、防災性の高い都市づくりを推進していきます。

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更新日:2019年02月20日