27 学校給食について

ご意見

子どもが三条市内の小学校に通っています。 給食への要望です。 毎日、いったん平等に配膳が終わったあと、担任の先生の呼びかけで食べる前に自分の食べられる量に調整するそうです。嫌いなものを少なくしています。

給食は1食分に必要な栄養素を考えて献立されているはずです。嫌いなものを減らしていては意味がありません。

食育の観点からも、ぜひ決められた量を盛りつけ、嫌いなものも我慢して食べる必要があると思います。 子どもは周りのお友達が食べていると自然と食べられるようになるものです。こうしたある意味我が儘を学校が許容している、

むしろ推進していることに疑問を感じます。 ほかの小学校でも同じように対応していると聞きました。 子どもたちの食育を考えるのであれば、こうした「子どもによる量の調整」をやめてください。

回答

お便りのとおり、給食は一食に必要な栄養素を満たせるように献立作成がなされています。規定量を食べることは、普段自分が食べている量と比較しながら自分にとっての適量を学んでゆく食育効果が期待できます。 一方でこの度の学校の取組の趣旨は、食が細いなどの体質的理由やその日の体調などにより、給食を全部食べることができず、辛い思いをする児童生徒もいることを考慮し、そういった児童生徒に自信をつけさせ、楽しく食事をさせるという観点で取り組んでいるものです。配食後の給食から嫌いなものだけを減らすとか、必要以上の量を減らすというのではなく、

栄養バランスに配慮したルールをしっかり決めた中で、個々人の分量調整をさせることが重要と考えています。

学校へは、その子どもの体質的理由やその日の体調等に考慮しながらも、望ましい給食となるよう、必要に応じて家庭と連携しながら、ルールに沿って分量調整するよう今後さらに指導徹底していきます。

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更新日:2019年02月20日