25 震災廃棄物の受け入れ

ご意見

震災廃棄物の受入れ作業について、次の点について教えてください。

3日前に医療機関の検査で被爆した人がトラックを運転していただけで、トラックに積まれていたコンテナの放射線量が上がったとする根拠について三条市がコンテナの放射線量が高い原因を運転手から放出される放射線量の影響によるものと判断したのは、被災者、福島第1原発近郊の福島県民に対する差別につながるのではないでしょうか。

放射線で被爆している人を震災がれきの運搬作業をさせるのは問題があると思います。また、三条市での作業員の健康調査体制はどうなっていますか。

 

回答

木くず自体の遮蔽線量率、車両・空コンテナ・運転手の放射線量の測定結果及び当該運転手の事情聴取などから総合的に判断しました。

当該運転手が歩いて通り過ぎた直後のみ空間線量が一時的に上昇していたことは、サーベイメータで確認しております。コンテナについても、空間線量率が高かったのは運転手がいた右側面のみであり、この測定はコンテナから1m離れた場所での測定であり、その近くに運転手がいれば、空間線量が上昇することは充分ありうることと考えております。

このように測定結果などを総合的に判断した結果であり、ご意見にありました「コンテナの空間線量が高い原因を運転手に求める判断は、被災者などに対する差別につながる。」とは考えておりません。

また、医療診断における被曝については本人の同意を得て行われているものととらえており、コンピュータによる断層撮影後、医師から運転手及び運搬受託会社に対して仕事を控えるようなどの指示がなかったことから、全く問題はないと考えています。

三条市の最終処分場で作業する職員は、作業中はポケット線量計で放射線量を確認しております。

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更新日:2019年02月20日