令和2年4月18日(土曜日)臨時市長記者会見

令和2年4月18日(土曜日) 午後5時 第二庁舎301会議室

昨日花角新潟県知事から「新型コロナウイルス感染症に関する県民の皆様へのお願い」が出されたことを受け、三条市としての対応を決定するとともに、三条市長のメッセージを発出します。

(1) 三条市民の皆様へ

• 4月22日から5月6日までの間、市内小中学校及び義務教育学校を休校とします。
• 医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤など、生活の維持のために必要な場合等を除き、外出をしないでください。
• 感染予防策を講じつつ、散歩など適度な運動をしてください。

(2) 市内事業者の皆様へ

• 今回の外出自粛要請を受けて更なる悪影響が想定される飲食店などの事業者の皆様におかれましては、市の支援制度の活用をお願いします。
• 職場等における感染予防対策の徹底をお願いします。

三条市長のメッセージ PDF(PDF:461.8KB)

(1) 新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者への独自支援
ア 対象者 接客を伴う飲食店等の事業者や従業員10人未満の事業者など
イ 内 容

• 持続化給付金つなぎ融資
• 雇用調整助成金の上乗せ補助
• 家賃補助
• 固定資産税等相当額の補助
• 上下水道料金相当額の補助

(2) 学校の臨時休業について
ア 休業期間 4月22日（水曜日）から5月6日（水・祝）まで
イ 遠隔教育の実施
児童生徒の学習機会を確保するとともに、生活のリズムを整えるため、インターネットを利用した遠隔による授業等を実施します。
※ 家庭の事情によりやむを得ない場合には、学校での受入れを行います。（自宅にインターネット環境等がない児童生徒も同様に受け入れます。）

(3) イベント及び施設利用について
県知事が外出の自粛を要請したことを受け「新型コロナウイルス感染症対策に係るイベント実施、施設利用等の対応方針（暫定版）(PDF:173.2KB)」を改定しました。
19日（日曜日）から来月6日（水曜日）までの間、市主催のイベントを中止又は延期とし、公共施設についても行政サービスや育児サービスの提供、飲食物、生活必需品の販売など、生活の維持に必要な機能を有する施設を除き、利用中止とします。

(4) 職員の執務体制等について
万が一、三条市の職員に感染者や濃厚接触者が確認された場合であっても業務を可能な限り遅滞なく行うことができるよう、20日（月曜日）からコロナウイルス感染症が収束するまでの間、在宅勤務を併用した交代制の勤務体制をとります。
また、出勤する職員についても2メートル程度の距離を確保するほか、引き続きマニュアルに基づく執務室の消毒や換気などを徹底します。

今般の新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、三条市では市内企業の協力を得ながら官民合同で感染防止グッズの開発し、展開する官民合同プロジェクトを始動します。

三条市のアイデンティティであるものづくりの強みを生かし、製造業を中心とする市内企業の協力を得て、フェイスシールドや事務室内のアクリル製仕切板を開発・製造し、市役所内の窓口や医療機関などに展開します。また、さらなる防止グッズの拡大を目指し、より多くの市内企業の御提案や御協力を募ります。

(1) フェイスシールド（パール金属株式会社）

透明なラミネートフィルムと3Dプリントを利用したフェイスシールドの提案が同社ホームページにて公開されています。 https://www.captainstag.net/news/009276.html

(2) アクリル板を使った仕切板(株式会社ハイサーブウエノ)

事務室や窓口の仕切りに使えるアクリル製の板の開発・製造の提案を市内企業から受けています。

上記のグッズを三条市が購入し、市役所内の窓口や医療機関などに配布、利用していただくことを予定しております。

また、さらなるグッズの展開を目指して、新たな御提案や開発・製造に御協力いただける市内企業を募集します。