伝統的工芸品「越後三条打刃物」

歴史

打刃物製造は、三条市の主要産業として古くから地場産業の根幹を担ってきました。

打刃物製造の確実な痕跡としては、江戸時代初期の検地帳に「鍛冶町」の名が見られ、遅くともこのころには既に、多くの鍛冶職人たちが三条に集まって職人街を形成し、活発な活動を行っていたことがうかがえます。

江戸時代の前半には、三条市の周辺でも積極的な新田開発が行われており、これに伴い「鎌」、「鍬(くわ)」など土農具を中心とした刃物製造が発展したと見られています。その後、信濃川の河川交通を利用した商業の発達により、会津などの他産地との交流や、金物商人を通じた関東などの消費地との情報交換が進み、「鑿(のみ)」、「鉋(かんな)」などの大工道具や、「包丁」、「切出」など多様な製品に展開していきました。

中でも三条の「和釘」製造については、江戸時代の終わり頃には、当時世界最大の都市となっていた江戸の建築を支える一大産地となりました。

伝統的工芸品

越後三条打刃物は、高度な自由鍛造技術を駆使することに特徴があり、その造形技術が生み出す多様な製品群に対して、平成21年(2009年)4月に経済産業大臣により、伝統的工芸品の指定を受けました。

【指定品目】

「包丁」「切出(きりだし)小刀」「鉋(かんな)」「鑿(のみ)」「鉈(なた)」「鉞(まさかり)」「鎌」「木鋏(きばさみ)」「ヤットコ」「和釘」

三条鍛冶道場

伝統的工芸品「越後三条打刃物」を生み出す「三条鍛冶の技」。

鍛冶体験施設「三条鍛冶道場」では、常設講座として「和釘づくり」や「包丁研ぎ」などの鍛冶体験を毎日実施しているほか、現役鍛冶職人の指導による刃物づくり体験などの講座も、年間を通じて実施しています。

お問い合わせ

越後三条鍛冶集団

(三条鍛冶道場内)

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更新日:2019年02月20日