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今月の特集本 「ブック・オブ・ザ・イヤー 2011」 

 
 
2011年に話題、評判になった本を集めました。

 特集本はカウンターの前です。(2012年2月〜2012年3月) 

NO. 書名 著者 出版社 分類
1 「絵のある」岩波文庫への招待 坂崎/重盛 芸術新聞社 019/Sa39
ビアズレーや鏑木清方といった有名どころはもちろん、著者が手にした「絵のある」岩波文庫約190冊から、様々な挿画・挿画家を作品の本文とともに紹介。表紙の山本容子さんの銅版画もかわいい。
2 暇と退屈の倫理学 國分/功一郎 朝日出版社 104/Ko45
3 怒らない技術 嶋津/良智 フォレスト出版 159/Sh46
些細なことでイライラしませんか。イライラと無縁になりたい方、感情のコントロールの仕方教えます。
4 僕は君たちに武器を配りたい 瀧本/哲史 講談社 159/Ta73
5 「折れない心」をつくるたった1つの習慣 植西/聰 青春出版社 159/U44
6 知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物 康/煕奉 実業之日本社 22/カ
7 コンニャク屋漂流記 星野/博美 文藝春秋 288/H92
町工場の娘だった著者の先祖は、紀州から房総半島へ渡った漁師で、屋号はなぜか「コンニャク屋」。家族のルーツを探り、感じたことは…。
8 ご先祖様はどちら様 高橋/秀実 新潮社 288/Ta33
9 スティーブ・ジョブズ 1・2 ウォルター・アイザックソン 講談社 289/J56/1.2
完璧主義者で天才のジョブズの波乱万丈の人生をお楽しみください。必ず得るものがあるはずです。
10 日本人の誇り 藤原/正彦 文藝春秋 304/F68
数学者の藤原正彦さんが「溢れる恥を忍んで」書いた、日本人の誇りを見つめ直すための歴史の本です。第8章で藤原さんが示す、日本人の誇りを取り戻すための具体的な道筋を、あなたはどう読むでしょうか。
11 知らないと恥をかく世界の大問題 2 池上/彰 角川マーケティング 304/I33/2
12 日本中枢の崩壊 古賀/茂明 講談社 312/Ko24
13 官僚の責任 古賀/茂明 PHP研究所 317/Ko24
14 デフレの正体 藻谷/浩介 角川書店 332/Mo82
日本経済に影響を与えるのは、人口の波だった! 景気回復に本当に有効な手段を考える。
15 伝える力 池上/彰 PHP研究所 336/I33
16 日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか 竹田/恒泰 PHP研究所 361/Ta59
自国に無関心。そうかもしれません。ぜひ多くの人に読んでほしい。少しでも自分の国について知るのは、良いことだと思います。
17 老いの才覚 曽野/綾子 ベストセラーズ 367/So44
すてきなおじいさん、おばあさんになるために、「老い」を感じる前から読んでおきたい本です。
18 秋葉原事件 中島/岳志 朝日新聞出版 368/N34
世間を震撼させた「秋葉原事件」。加害者に友人はいた。しかし、孤独と様々な要素が、彼を追いつめていく。今の時代に読むべき本です。
19 遺体 石井/光太 新潮社 369/I75
20 河北新報のいちばん長い日 河北新報社 文藝春秋 369/Ka19
未曾有の震災の中、被災者に寄り添う姿勢を持ち続け、新聞を発行し続けた東北の新聞社の記録。
21 ヤノマミ 国分/拓 日本放送出版協会 382/Ko45
22 これが見納め ダグラス・アダムス みすず書房 480/A16
23 働かないアリに意義がある 長谷川/英祐 メディアファクトリー 481/H36
虫の社会ってすごい。人の社会との共通点を見つけて笑ったり、そんなことするのと驚きます。いろいろ発見のある本です。
24 100歳までボケない101の方法 白澤/卓二 文藝春秋 498/Sh85
いったい何を食べたらボケないのか…。脳と心のアンチエイジングが簡単にわかります。
25 「フクシマ」論 開沼/博 青土社 539/Ka21
26 原発のウソ 小出/裕章 扶桑社 543/Ko29
27 今日もごちそうさまでした 角田/光代 アスペクト 596.0/Ka28
28 体脂肪計タニタの社員食堂 タニタ 大和書房 596/Ta24
29 体脂肪計タニタの社員食堂 続 タニタ 大和書房 596/Ta24/2
30 人生がときめく片づけの魔法 近藤/麻理恵 サンマーク出版 597/Ko73
31 9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方 福島/文二郎 中経出版 689/F89
32 未来ちゃん 川島/小鳥 ナナロク社 748/Ka97
昭和な香りの女の子が主役の写真集。生活感たっぷりです。
33 心を整える。 長谷部/誠 幻冬舎 783/H35
34 日本男児 長友/佑都 ポプラ社 783/N24
35 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田 俊也 新潮社 789/Ma66
36 日本語教室 井上/ひさし 新潮社 810/I57
日本語の現在と過去、日本語を取り巻く環境について、あたたかな語り口で書いています。もう一度日本語を見つめ直してみませんか。
37 かんさい絵ことば辞典 ニシワキ/タダシ ピエ・ブックス 818/N87
「どこかで耳にした言葉」がかわいいイラストでたのしめます。
38 大人の流儀 伊集院/静 講談社 91.4/イ
大人の流儀、伊集院静の流儀。最終章では、故夏目雅子さんの闘病生活についても触れられています。
39 たとへば君 河野/裕子 文藝春秋 911.1/Ka96
40 くじけないで 柴田/トヨ 飛鳥新社 911.5/Sh18
身近な人の大切さ、生活へのいとおしさに気づかせてくれる本です。やさしい言葉の中に生きる喜びと強さを感じます。
41 和子の部屋 阿部/和重 朝日新聞出版 914/A12
42 おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上/春樹 マガジンハウス 914/Mu43
村上さんの視点って、おもしろい。おもわず納得したり、おどろいたり。皆さんも一読いかがですか。
43 渡りの足跡 梨木/香歩 新潮社 915/N55
渡り鳥は命がけで飲むべき水も憩う森もなくても今できることをただ実行してゆく。野鳥に興味をお持ちの方にこの一冊を。
44 困ってるひと 大野/更紗 ポプラ社 916/O67
突然、難病にかかってしまった女性の壮絶な闘病記。病気だけでなく医者や社会制度とのバトルをユーモラスな文章で書いています。難病人なのにパワフルです!
45 身体(からだ)のいいなり 内澤/旬子 朝日新聞出版 916/U25
46 007白紙委任状 ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋 933/D51
47 ダールグレン 1・2 サミュエル・R.ディレイニー 国書刊行会 933/D51/1.2
48 オスカー・ワオの短く凄まじい人生 ジュノ・ディアス 新潮社 933/D71
カリブ海の国・ドミニカに住む凄まじいオタク少年の物語。
49 二流小説家 デイヴィッド・ゴードン 早川書房 933/G67
50 アンダー・ザ・ドーム 上・下 スティーヴン・キング 文藝春秋 933/Ki43/1.2
51 ミステリウム エリック・マコーマック 国書刊行会 933/Ma13
52 ソーラー イアン・マキューアン 新潮社 933/Ma14
53 忘れられた花園 上・下 ケイト・モートン 東京創元社 933/Mo79/1.2
54 紙の民 サルバドール・プラセンシア 白水社 933/P71
55 奇跡なす者たち ジャック・ヴァンス 国書刊行会 933/V27
56 サトリ 上・下 ドン・ウィンズロウ 早川書房 933/W77/1.2
57 謝罪代行社 ゾラン・ドヴェンカー 早川書房 943/D92
58 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ 東京創元社 943/Sc3
弁護士でもある著者が、実際の事件に想を得て書いた短篇集。どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか。あなたはどう読む?
59 特捜部Q ユッシ・エーズラ・オールスン 早川書房 949/A16
60 ねじまき少女 上・下 パオロ・バチガルピ 早川書房 B/933/B13/1.2
洪水の危険と隣り合わせの未来のバンコク。環境問題とグローバリズムがせめぎあう世界。メイドインジャパンの少女には秘められた力があった…。
61 探偵術マニュアル ジェデダイア・ベリー 東京創元社 B/933/B38
62 プランク・ダイヴ グレッグ・イーガン 早川書房 B/933/E28
63 エージェント6 上・下 トム・ロブ・スミス 新潮社 B/933/Sm5/1.2
64 クロノリス ロバート・チャールズ・ウィルスン 東京創元社 B/933/W75
65 シアター! 1・2 有川/浩 アスキー・メディアワークス B/F/A71/1.2
66 アバタールチューナー 1 五代/ゆう 早川書房 B/F/G55/1
67 白銀ジャック 東野/圭吾 実業之日本社 B/F/H55
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」シーズンが始まったばかりのスキー場に届いた一通のメールは脅迫状だった。騒ぎを恐れ、警察に知らせぬまま犯人の要求に従うことにするが…。スキー、スノーボード好きの方におすすめの一冊。
68 ビブリア古書堂の事件手帖 1・2 三上/延 アスキー・メディアワークス B/F/Mi21/1.2
古書店の店主・栞子さんが古本にまつわる事件を解決していくミステリー。古本そのものにまつわるエピソードもとても興味深いです。
69 約束の方舟 上・下 瀬尾/つかさ 早川書房 B/F/Se73/1.2
百年以上の旅を続けてきた宇宙船。目的地到着までの最後の6年間に起きた出来事を、少年少女の視点から物語ります。
70 心星ひとつ 高田/郁 角川春樹事務所 B/F/Ta28
71 私のいない高校 青木/淳悟 講談社 F/A53
72 わたしの彼氏 青山/七恵 講談社 F/A58
73 県庁おもてなし課 有川/浩 角川書店 F/A71
地元を見なおしたくなる1冊です。
74 シアター! 有川/浩 アスキー・メディアワークス F/A71
この本は作者から私たちへのラブレターなんだなと思います。
75 きことわ 朝吹/真理子 新潮社 F/A81
少女時代、夏をともに過ごした2人の女性が25年ぶりに再会するという話。子どもの頃の記憶が夢の世界のように描写されていて、ノスタルジックな気持になりました。
76 からまる 千早/茜 角川書店 F/C43
77 抱擁、あるいはライスには塩を 江國/香織 集英社 F/E44
風変わりな柳島家をめぐる人々が、それぞれの視点で語る物語。柳島家の人々の常識にとらわれない自由な生き方がとても魅力的でした。
78 これはペンです 円城/塔 新潮社 F/E62
79 蜩ノ記 葉室/麟 祥伝社 F/H26
第146回直木賞受賞作
80 放課後はミステリーとともに 東川/篤哉 実業之日本社 F/H55
81 麒麟の翼 東野/圭吾 講談社 F/H55
読んだ後、日本橋に行って麒麟の像が見たくなるかも?
82 真夏の方程式 東野/圭吾 文藝春秋 F/H55
湯川博士と少年のひと夏の交流を描いたミステリー。
83 マスカレード・ホテル 東野/圭吾 集英社 F/H55
新田刑事と尚美のやり取りのおもしろさとホテルの仕事の大変さがわかり、なぞとき以外でも楽しめる作品です。
84 謎解きはディナーのあとで 東川/篤哉 小学館 F/H55
85 なずな 堀江/敏幸 集英社 F/H87
入院した弟夫婦の赤ちゃんを預かった主人公。子どもがいることで、周りの人たちとの交流が生まれてくる。淡々と綴られるやさしい文章が読んでいて心地よい。
86 ウエディング・ベル 五十嵐/貴久 実業之日本社 F/I23
87 下町ロケット 池井戸/潤 小学館 F/I33
数々の困難に打ち勝っていく町工場の物語。読むと元気になれる1冊です。
88 こちらあみ子 今村/夏子 筑摩書房 F/I44
ふわふわとしているようで時に冷たく生々しい不思議なお話です。
89 城を噛ませた男 伊東/潤 光文社 F/I89
第146回直木賞候補作
90 ナニワ・モンスター 海堂/尊 新潮社 F/Ka21
先日、大阪市長になった橋下さんと本の内容が重なって、さらに楽しめるかも。
91 マザーズ 金原/ひとみ 新潮社 F/Ka52
92 恋愛検定 桂/望実 祥伝社 F/Ka88
恋愛の神様がある日突然地上に降りてきて、7人の男女の恋愛検定の判定人になる話。最後に精神科医の方の解説が載っていて、ふむふむ…と思いました。
93 神様2011 川上/弘美 講談社 F/Ka94
同じだけど違う。違うけど同じ。何ていったらいいか分からないこの感じ。読んで感じてみてほしい。
94 すべて真夜中の恋人たち 川上/未映子 講談社 F/Ka94
95 飲めば都 北村/薫 新潮社 F/Ki68
酒の上のも、そうでないのも、失敗、失態にクスリ。人間てしょうもない生物だなあと思いつつ、愛おしくなります。
96 笑い三年、泣き三月。 木内/昇 文藝春秋 F/Ki81
97 転迷 今野/敏 新潮社 F/Ko75
98 偉大なる、しゅららぼん 万城目/学 集英社 F/Ma34
奇想天外な設定ですが、次に何が起こるのかワクワクさせられます。
99 メルカトルかく語りき 麻耶/雄嵩 講談社 F/Ma98
100 コラプティオ 真山/仁 文藝春秋 F/Ma98
第146回直木賞候補作
101 開かせていただき光栄です 皆川/博子 早川書房 F/Mi36
102 花の鎖 湊/かなえ 文藝春秋 F/Mi39
複雑に入り組んだ人間関係が作り出す群像ミステリー。花の鎖でつながった三人の女性が主人公です。先が気になって一気に読めます。
103 ダイナミックフィギュア 上・下 三島/浩司 早川書房 F/Mi53/1.2
謎の生物・キッカイを殲滅すべく開発されたロボット・ダイナミックフィギュア。四国を舞台にした戦いが始まる。主人公トガ・ユウセイの名前にひっかけたラストシーンが印象的。
104 木暮荘物語 三浦/しをん 祥伝社 F/Mi67
生々しいけれど、これが生きていくことなんだと改めて感じさせてくれる物語。
105 舟を編む 三浦/しをん 光文社 F/Mi67
106 ばんば憑き 宮部/みゆき 角川書店 F/Mi71
怖くもあり、哀しくもあります。でも胸が温かくなりますよ。お江戸の人と怪たちのふしぎな物語です。
107 ヴォイド・シェイパ 森/博嗣 中央公論新社 F/Mo45
108 ぬるい毒 本谷/有希子 新潮社 F/Mo92
109 心はあなたのもとに 村上/龍 文藝春秋 F/Mu43
110 歌うクジラ 上・下 村上/龍 講談社 F/Mu43/1.2
近未来を舞台にしたSFで、不老不死の細胞を手に入れた人類の末路を描いた作品。いろいろなことを知るためには、自分の属している組織や階層から飛び出していく必要があり、行動しなければ得ることはできない。
111 白いしるし 西/加奈子 新潮社 F/N81
主人公の「嘘」のない生き方に惹かれる。32歳の女子。救いのない日々の中で光が見えたり、消えたりする。
112 円卓 西/加奈子 文藝春秋 F/N81
113 苦役列車 西村/賢太 新潮社 F/N84
昭和のあの頃、若かった。その日を暮らせればよかった。だけど…。今の時代だからこそ、この本が心に響く。
114 ユリゴコロ 沼田/まほかる 双葉社 F/N99
115 人質の朗読会 小川/洋子 中央公論新社 F/O24
朗読をするのは、遠く異国の地で囚われた8人の人質たち。死に直面した彼らは自らの記憶について語ります。静かだけれど、いつまでも心に余韻が残る、そんな小川洋子の世界観を味わえます。
116 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 奥泉/光 文藝春秋 F/O54
表紙のステキなイラストとは、まるで違うストーリーです。小心者でだらしのない准教授クワコーが事件に巻き込まれていく、コメディタッチで笑える小説です。
117 夢違 恩田/陸 角川書店