三条市豪雨災害対応ガイドブック
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 ライフラインの停止は長期に及ぶ可能性もあります。ライフラインが復旧するまでの数日間のために、飲料水や食料などの備蓄があると安心です。思わぬ場所からの浸水を防ぎましょう。 床下収納のふたが開いて水が入ってくる場合があります。 重しをして浸水を防ぎます。浄化槽の被害を軽減しましょう。 ブロアー(浄化槽ポンプ)の電源を切りましょう。また、水没すると壊れてしまう危険が高いので、高い場所に移動しておきましょう。■ 断線した電線が家屋に触れていないか確認しましょう。■ 落下や倒壊した危険物は無いか確認しましょう。■ 浸水の被害にあったら念入りに消毒しましょう。【例3】プランターとレジャーシート 土を入れたプランターを、レジャーシートで巻き込み使用します。【例2】ポリタンクとレジャーシート 10リットル又は20リットルのポリタンクに水を入れ、レジャーシートで巻き込み、連結して使用します。【例4】止水板 出入り口を長めの板などを使用し、浸水を防ぎます。 増水で下水が逆流すると、トイレから水が噴き上がることがあります。ビニール袋に水をためて重しにすると抑える効果があります。 浄化槽に大量の土砂や泥が浸入してしまわないように、浄化槽のフタがしっかりと閉まっているか確認しましょう。若干の水の流入で済んだ場合には、浄化槽の被害も最小限に留めることができます。2 身の安全を確保しま しょう 水圧でドアが開かなくなり危険です。地下室や低い場所にあるドアはあけておきましょう。3 水道・電気・ガス・ トイレなどのライフ  ラインの停止に備え  ましょう4 家屋や家財の被害軽減を図りましょう(1)家屋の浸水を軽減しましょう  簡易水防工法は、ご家庭にある物を使って家屋への浸水の流入を防ぐ方法です。水深が浅い段階では有効です。玄関などの出入口のみならず、床下への浸水の防止も重要です。【例1】ゴミ袋による簡易水のう 40リットル程度の容量のごみ袋を二重にして、中に半分程度の水を入れて閉めます。これをダンボール箱に入れ、連結して使用します。5 被災後の安全点検39自宅滞在の心得1 周囲が浸水してから の自宅外避難は危険です のでやめましょう 洪水時において安全に自宅滞在が可能か否かは、11~30ページの逃げどきマップでご確認ください。

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