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三条鍛冶の技 鑿はこうしてできる

最終更新日:2008年9月16日

1 材料の選定

・鋼  ノミの刃になる材料、高炭素鋼
・地金 ノミの母材の軟鉄、主に極軟鉄

2 鍛接(小付け)

・接合材を使い、地金と鋼を高温で鎚打ちし、二つの材料を複合する(鋼付け)。
 鋼の両耳3mm位は地金に箱型に巻く。(1,000℃〜1,070℃)

3 鍛造と荒い成型

・ノミの大体の形を作る鎚打ち作業による鍛造。炉の中で加熱後打ち伸ばす。(850℃〜950℃)

4 首取りとマチ上げ

・炉の中で加熱後、初めに丸い首を次に角の込の部分を鎚打ちして作る。

5 鍛造と鋼の鍛え

・鎚打ちによる鍛造。この工程は二つの目的がありノミの形、寸法を作り、鋼の組織を微細に鍛える。

6 焼き鈍し

・加熱後適温に達したら素早く藁灰の中に入れてゆっくり冷やす。

7 荒削り

・研削機、ヤスリ等を使い、寸法と形を決める削り作業。

8 仕上げ削り

・主に地金の部分の粗削りの目を落として磨く。

9 刻印打ち

10 裏つくり

・研削作業で鋼の面に浅いくぼみを付ける。

11 焼き入れ

・加熱後水冷する。(760℃〜800℃以下)

12 焼き戻し

・再び少し加熱して鋼の硬さを保ちつつ、粘りを出す。(170℃〜220℃)

13 仕上げ

・鋼の面の磨きと水研ぎによる刃作り。

14 検査と試験

・顕微鏡による組織検査や硬度計による硬さ試験等をする。

15 柄部の荒くり・荒削り

16 柄の仕込み

17 完成

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